茨城から世界へ BMXとスケート、プロが子供たち指導

産経ニュース
BMXで立ちこぎを練習する小学生=境町上小橋のアーバンスポーツパーク(谷島英里子撮影)
BMXで立ちこぎを練習する小学生=境町上小橋のアーバンスポーツパーク(谷島英里子撮影)

スポーツを核としたまちづくりを進める境町で、世界で活躍できる選手の育成が始まった。国際大会の基準を満たす競技場を使って、自転車BMX(バイシクルモトクロス)など若い世代を中心に人気が高いアーバン(都市型)スポーツをプロが指導。今月始まった小学生対象の無料体験会は好評で、関係者は「レベルアップのための教室も開校した。アーバンスポーツを身近に感じてほしい」と話している。

種目は、東京五輪で初採用された自転車競技「BMXフリースタイル・パーク」と、ローラースケートの一種「インラインスケート」。今月12日、町が整備した競技場「境町アーバンスポーツパーク」で、初の体験会が開かれた。

BMXの自転車を前にした子供たちは「オリンピックで見たやつだ」と声を弾ませ、立ちこぎや曲がり方を練習した。インラインスケートでは、滑る、曲がる、止まるの3つの基本動作に挑戦。参加した小林蘭さん(8)は「きれいにまっすぐ滑れた。もっとやりたい」と笑顔で話した。講師が台の斜面から高く飛び、回転技を披露すると、子供たちは目を輝かせていた。

同パークは昨年5月のオープン以降、BMXやインラインスケートの全国大会や代表選考会が開かれ、主にプロや経験者が利用していた。町は今回、町内から世界へ羽ばたく選手を育てようと小学生向けの体験会を企画。さらに体験会の参加者や経験者らが技量を向上できるよう、両種目で有料の教室も開校した。初級とアスリートクラスを設け、町外からも参加できる。

講師を務めるのは、BMXフリースタイル・パークの国際審判員、稲葉充秋さん(37)と、インラインスケートの現役世界王者、安床武士さん(36)。ともに総務省の移住支援制度「地域おこし協力隊」として町へ移住してきた。

稲葉さんは「世界レベルの競技場で、境町から世界で活躍できる選手を育成したい」。安床さんは「少しでも楽しんでもらい、身近なスポーツにしたい」と意気込む。

小学生対象の無料体験会は今後も月2回以上開催していくという。(谷島英里子)

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