米大リーグで初の黒人選手として活躍し、人種の壁を打ち破った故ジャッキー・ロビンソンさんの野球道具などを展示した博物館が26日、ニューヨーク中心部のマンハッタンにオープンした。AP通信などが伝えた。
1947年にデビューしたロビンソンさんは差別や偏見と闘いながらプレーし、新人王や最優秀選手に輝いた。式典に出席した元ヤンキース投手で黒人のC・C・サバシアさんは「彼がいなければ私は存在しない」と感謝した。
大リーグでは2004年から「ジャッキー・ロビンソン・デー」をデビューした日の4月15日に実施し、ロビンソンさんの現役時代の背番号42で全選手がプレーしている。(共同)