米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は26日、カンザスシティーでのロイヤルズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。三回1死走者なしの第2打席で、センターバックスクリーンへ先制の21号ソロを放った。昨25日の打席で右膝付近に自打球を当てて痛みに声を上げて顔をしかめたが、打撃には影響はなかった。
相手先発は左腕セルパ。一回先頭の第1打席はセルパの得意球、フォーシームが外角低めに決まり、手が出ず3球三振。だが、第2打席では4球目の94マイル(約150キロ)フォーシームを完璧にミートしてお返し、打球はセンターのフェンスを越えた。飛距離は128メートル。打球の速度は約176キロ、角度は33度だった。
五回1死一、三塁の第3打席は2番手左腕ギャレットに詰まらされて浅い中飛で三塁走者は返れなかった。七回無死二塁での第4打席は二走が三塁盗塁して申告敬遠。八回1死一塁での第5打席は4番手右腕パヤンプスから四球で出て安打で二塁に進んだ後、ダブルスチールで三塁へ。盗塁は今季11個目。この日は3打数1安打1打点、1三振2四球、1盗塁で打率は2割5分6厘。
チームは6-0で快勝し、7月19試合で4勝目。