捜査関係者ら「自問自答今も」 秋葉原無差別殺傷

産経ニュース
犯行が行われた交差点では、現場検証と被害者の応急処置が続いていた=平成20年6月8日午後1時09分、東京都千代田区外神田(鈴木健児撮影)
犯行が行われた交差点では、現場検証と被害者の応急処置が続いていた=平成20年6月8日午後1時09分、東京都千代田区外神田(鈴木健児撮影)

元派遣社員の加藤智大(ともひろ)死刑囚(39)=東京拘置所=による東京・秋葉原での無差別殺傷事件(平成20年)に関わった関係者らは26日午前の死刑執行を受け、今も抱えるやりきれない思いを口にした。

事件発生当時、捜査の指揮に当たっていた警視庁捜査1課の元刑事、石川輝行さんは、刑の執行について「いつか執行されるとは理解していたが、まさか今日とは予想していなかった」と驚き、「被害者のご冥福をお祈りするしかない」と言葉少なに話した。

石川さんは毎年現場に足を運び、献花している。事件について、「あれだけ多くの方が一瞬で亡くなってしまった。関わった事件で一番、被害者が多い事件だった」と振り返る。

「指揮官として、最大限の遺族対策をしたつもりだったが、それで良かったのかどうかと、今でも自問自答している」と語り、「一生、私の課題だ」と心境を明かした。

「来るべきときが来たか」。事件当時、地元の万世橋地区町会連合会の会長だった大塚實さん(88)は刑執行の知らせに、そう感じたという。

事件当日、大塚さんは「大変な事件があった」との知らせを受け、タクシーで現場に向かった。規制線と群衆で現場の様子はうかがえなかったが、「十数人が殺傷された」との情報が入り、「当日の物々しい雰囲気が今でも思い出される」という。

事件は発生から14年が経過し、風化を感じることもある。「ある程度は仕方ないが、それでいいのかという葛藤がある」とし、「彼がなぜあのような無差別殺人事件を起こしたのか今でもわからない」と話した。(王美慧、塔野岡剛)

「償い十分だったか」 秋葉原殺傷現場で通行人ら

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