マイナビオールスターゲーム第1戦(26日、全パ3×ー2全セ、全パ1勝、ペイペイD)先発した全セの青柳晃洋投手(28)=阪神=は2回を投げ、打者7人に球数は33球。1安打2三振1四球で1失点だった。二回には山川穂高内野手(30)=西武=にソロ本塁打を浴びた。試合後の一問一答は以下の通り。
ーー先発マウンドに立ってみて
「そうですね。ちょっと緊張しましたけど、オールスターの機会で先発させてもらえるのは、こういう機会が何回あるかもわからないですし、すごく光栄なことなので。楽しもうと思っていました」
ーー出場3回目だが、オールスターの舞台は?
「そうですね。僕が子どものころから見ていました舞台ですし、そういうところでスター選手が試合をしているのをずっと見ていたので、あこがれの舞台でもありますし。今、小学生だったり、中学生だったり、みている人の憧れになれるように、なりたいなと思って投げていました」
ーー山川に本塁打
「完璧でしたね。あんな気持ちいいホームランは久々に打たれました。ツーシームですね。ど真ん中の」
ーー投げた瞬間は
「あそこに投げたら打たれるなと思っていました。でも四球を出すよりはぜんぜんいいかなと」
ーー完璧でマウンドでは拍手のようなものを
「もちろん。あんなにきれいに飛ばされのは、賞賛しかないです(笑)」
ーー他球団の選手と話はできた
「(中日の)大野さんとか、先発はちょっと忙しかったんだったんですけど、大野さんとか、ほかは戸郷(巨人)とか、高橋奎二(ヤクルト)とも話ができましたし。大野さんとは、完全試合を九回までやっていた試合(5月6日のバンテリンDでの一戦)の話をしたりとかしました」
ーー技術論より、試合の雰囲気を話したり
「いや、あれで僕はすごく文句を食らったっていう話を大野さんにして(笑)。ファンの方から『お前のせいで完全試合がなくなった』って言われましたっていう話をしたら、大野さんも、僕が投げていいピッチングしてたんで、それに乗って行けたよみたいなことを言ってもらえたので」
ーー大野と親しくなったのは去年の日本代表で
「そうですね。オリンピックのときに、お話する機会があったので」
ーーそこから
「そうですね。親しいといったら難しいですけど。お話はさせてもらいました」
ーー戸郷や高橋ら年下と話して発見や刺激は
「ちょっと難しいですね(笑)。話した内容が、そんな細かい話じゃなかったですし。高橋奎二からも、僕のブルペンを見させてくださいって入ってきたりして。見る必要ないだろとか言っていたら、他人のピッチングを見るの好きなんですと言って、後ろで見てたりとか。そんな感じなんで」
ーー後半戦に向けて
「前半戦、いい形、5割で終わることができたので、後半戦は首位ヤクルトをどうやって抜かすかということだけを考えて、1勝1勝積み上げて行きたいなと思います」