大阪府警西成署は26日、覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで25日に逮捕した30代の男の体調が急変し、死亡したと発表した。同署は「逮捕後の対応に問題はなかった」としている。
西成署によると、24日午後9時40分ごろ、大阪市西区で男が車を運転中、単独事故を起こした。男には覚醒剤取締法違反容疑で逮捕状が出ており、同署が翌25日に逮捕。その後、事故によって負傷していないか病院で検査を受けさせたが、異常はなかったという。
同日午後6時10分ごろ、府警生野署の留置施設に移動中に男の体調が急変。生野署内で意識を失い、病院に搬送されたが約30分後に死亡が確認された。西成署は司法解剖し、死因を特定する。