米国務省は25日、ケネディ駐オーストラリア大使とシャーマン国務副長官ら米政府代表団が8月6~9日の日程で南太平洋のソロモン諸島を訪問すると発表した。太平洋戦争で日米が激戦を繰り広げたガダルカナル島の戦いから80周年の記念式典に出席する。
シャーマン氏は米、ソロモン両政府がそれぞれ主催する式典で演説し、日本とソロモン両政府が共催する別の式典にも出席する。ソロモン政府高官との会談も予定している。ソロモンと4月に安全保障協定を締結するなど、結びつきを強める中国をけん制する狙いもあるとみられる。(共同)