夏の高校野球 東東京大会

4強出揃う 都立・小山台敗れる

産経ニュース
1回、適時打を放つ小山台・肥沼徹=25日、神宮球場(岩崎叶汰撮影)
1回、適時打を放つ小山台・肥沼徹=25日、神宮球場(岩崎叶汰撮影)

第104回全国高校野球選手権大会東東京大会は24、25日の両日、神宮球場で準々決勝計4試合が行われ、ベスト4が出そろった。都立勢では、城東が第1シードの関東第一を相手に接戦を制して準決勝進出を決めた。小山台は、日体荏原の前に好機であと1本が出ず涙をのんだ。

【日体荏原8-1小山台】

小山台3年・肥沼徹主将 トンボのマーク チームの力に

初回、1死満塁の好機で先制の中前適時打を放つと塁上で喜びをみせた。チームは敗れたが、意地を見せた。4強入りを果たせなかったが、快進撃の裏には力をくれた亡き先輩がいた。

平成18年、当時2年生部員だった市川大輔(ひろすけ)さんが、エレベーター事故で亡くなった。事故後の大会。球場に赤トンボが不意に現れ、福嶋監督の肩に止まった。「大輔さんではないか」。当時の部員はそう思った。事故から16年。部員が着用するマスクにトンボが描かれている。そこには「大輔さんが力をくれている」との思いが込められている。

部員数129人。屈指の大所帯を主将として引っ張った。コロナの影響で、全体でのミーティングができなかった。だが伝統のチーム日誌にそれぞれが思いをつづり、共有することで、団結を強めてきた。

「自分たちの代は、コロナ禍で当初は学生生活もままならなかった。素晴らしい仲間といいチームを作ることができて本当に良かった」。すがすがしい表情で球場を後にした。(長橋和之)

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