サッカーのベルギー1部リーグは24日、各地で開幕節が行われ、J1鹿島からセルクル・ブリュージュに加入した上田はアウェーのウェステルロー戦にフル出場した。試合は0―2で敗れた。
セルクル・ブリュージュでデビュー戦を迎えた上田はトップ下で先発し、前半途中に味方に退場者が出てからはFWに入った。押し込まれる展開が続き、前線で孤立し「(プレスが)はまらなくて、サイドチェンジされてっていうのが続いて苦しくなった」と疲労感をにじませた。
DFの背後に抜け出す形が得意のストライカーだが、新天地では肉弾戦が増えそうだ。「駆け引きとか動き出しよりも力強いプレーが求められる。そこも身につけるためには良い環境」と前を向いた。(共同)