球界ここだけの話(2753)

ヤクルト・山崎晃大朗からにじむ背水の覚悟

サンスポ
ヤクルト・山崎晃大朗
ヤクルト・山崎晃大朗

格好いいプレーなどいらない。泥臭く、がむしゃらに結果を求めている。ヤクルト・山崎晃大朗外野手(28)がレギュラー生き残りをかけ、懸命に汗を流している。

「調子うんぬん言える立場や選手ではないと思っている。村上の前にランナーを出さないといけないチーム状況で、僕自身何ができるかと考えたらヒットを打てる確率は低いかもしれないですけど、粘ったり、何か事を起こせば塁に出る確率は上がってくると思うので、そこを意識してゲームに入っています」

日大から入団して今季でプロ7年目。8月に29歳を迎える男は、もう若手と呼ばれる年齢ではなくなってきている。同じ実力であれば、将来を見据えて自身より年下の選手をを起用される機会も増えた。4月上旬にサンタナが下半身のコンディション不良で離脱した際(米国で左半月板のクリーニング手術を受けて7月中旬に復帰)、外野のポジションは太田や浜田が先発出場することも多かった。

「優先される年齢ではないというのは理解はできました。使い勝手のいい役割というか、他の選手にできないことをやろうと思いました」

打席の中での粘り、進塁打、足を使った小技…。他の選手にはない武器で積極的にアピールし、スタメンの座をつかむと、そのポジションを守り抜いている。

「野球をやっている以上はレギュラーを目指したいですし、守備固め、代走で満足するわけはない。競争が激しいポジションなので、自分の色を出して試合に出続けたいです」

レギュラーシーズンも半分を消化。リーグ連覇を目指すチームにとっても、山崎にとってもここからが勝負どころだ。昨季も開幕直後に新型コロナウイルスの影響で一部の主力が離脱した際にはスタメンに名を連ねていたが、5月下旬ごろから徐々に減少。青木、サンタナ、塩見の〝牙城〟を崩せなかった。

「もちろん一年間通して仕事をしないといけないと思っている。フォアボールをしっかり選べられれば率も上がってきますが、見逃し三振では何も起きない。内野ゴロに転がれば、何か事が起こる。エラーでもなんでもいい。ヒットにならなくても、打率や出塁率に影響がなくても、事を起こせるようなところを見せていきたい」

直近5試合は17打数2安打と苦しんでいる。いつもは笑顔がはじける陽気なキャラクターの山崎が凡打に倒れ、首をかしげるシーンをたびたび見かける。ただ、昨季と同じ轍は踏まない。もう「春だけ」と言われたくない。背番号31からにじむ背水の覚悟。その熱い思いが、必ずや連覇に向けた力となるはずだ。(赤尾裕希)

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