from和歌山

自治体に広がるバランスボール

産経ニュース
ずらりと並んだバランスボールに座り職務に励む職員=和歌山県の田辺市役所保険課
ずらりと並んだバランスボールに座り職務に励む職員=和歌山県の田辺市役所保険課

和歌山県田辺市が2月1日から職員の腰痛・肩こりの対策として事務椅子の代わりに本格導入したバランスボール。空気を入れて膨らませる球形の器具で、姿勢改善につながるとされ、全職員の使用を認めている。他自治体では、北海道釧路町が昨年6月、岐阜県白川町が今年4月、埼玉県ふじみ野市が5月から導入し、取り組みが広がっている。ただ田辺市のほかはいずれも試験導入の段階で、田辺市が一歩先を進んでいる。

バランスボールを椅子代わりとする試みは民間ではあったが、自治体では異例。釧路町、白川町、田辺市、ふじみ野市の4市町とも職員の健康増進がねらいだ。

釧路町では職員の健康診断結果が思わしくなかったことから試験導入し、アンケートをふまえて本格導入するか近く決める。

白川町も職員の健康診断結果を受けて試行。適度な運動をする時間の確保が難しいほか、山間部にある町内では運動中にイノシシやサルなどに遭遇する危険性もあることから、執務中の効果的な運動として取り入れた。7月の健康診断の結果やアンケートをふまえて本格導入するか決める。

ふじみ野市も職員の腰痛や肩こりの対策で始め、資産管理課など3課で試験導入している。効果を検証したうえで本格導入の可否を決定する。

釧路町はバランスボールを公費で購入したが、田辺市を含めてほかの3市町は職員が自費購入している。

田辺市では昨年10月28日から試験導入し、14部署に15個が置かれた。「今後も継続したい」という声が多かったことから本格導入した。今年5月には市職員共済会が購入希望者を募ったところ、職員ら68人が計70個を注文。個別に購入した職員もおり、約900人いる全職員の1割程度が利用していることになる。保険課では7個がずらりと並んでいる。

椅子の代わりにバランスボールを使用する自治体は今後、さらに広がる可能性がある。田辺市では、市民に接する職員が腰かけるのはバランスボールという光景が日常になるかもしれない。(張英壽)

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