(セ・リーグ、ヤクルト5-3巨人、17回戦、ヤクルト9勝8敗、19日、神宮)巨人は今季ワーストタイの借金4となり、2日ぶりに5位に転落。原辰徳監督(63)は5打数無安打の4番・岡本和の復調を切望した。
「なんとか打破しないとね。本人だって、自分で納得はしていないでしょう」
5点を追う七回に1点を返し、1死満塁で岡本和が打席へ。一発出れば同点…との期待が高まる中、初球を打ち上げて二飛。続くポランコも左飛に倒れ、絶好機を逃した。チームで計8安打もクリーンアップは無安打。中でも岡本和は得点圏で9打席連続無安打、本塁打からは55打席遠ざかっている。
八回に中田、ウォーカーの連続ソロで2点差に詰め寄ったが「仕掛けがちょっと遅かったかな」と指揮官。悩める4番がチーム浮沈のカギを握っている。(谷川直之)