夏休み期間に合わせ新型コロナウイルスの無料検査拠点が空港や主要駅に整備されるのに絡み、後藤茂之厚生労働相は19日の記者会見で、抗原検査キットの在庫について「1億8千万回以上を確保しており、安定的な流通が可能だ」と述べ、検査需要が拡大しても対応できるとの見通しを示した。
今年初めから感染が拡大した「第6波」では、検査キットが一時的に品薄状態に陥った。後藤氏は「増産に向け最大限の取り組みをした」と説明。引き続き製造販売業者などの出荷量や在庫量を定期的に確認し、必要に応じて増産要請するとした。