受験最前線・夏

苦手科目の克服にチャレンジ  

産経ニュース
河合塾大阪北キャンパス大阪校の校舎長を務める竹林香織さん
河合塾大阪北キャンパス大阪校の校舎長を務める竹林香織さん

受験を意識し始めたのはいいものの、どう勉強すればよいのかわからないという高校生も多いだろう。これまで数多くの受験生を送り出してきた河合塾大阪校校舎長の竹林香織さんに聞いた。

--生徒の勉強時間は

学校がある平日の自学学習には、自分の学年プラス1時間は勉強時間を取った方がいいですね。高校1年生なら2時間、2年生なら3時間。3年生は最低でも4~5時間はほしい。

--息抜きも必要?

音楽だったり、体を動かすことだったり。好きなことは人それぞれ。例えば2時間勉強をしたら、30分好きなことをするというように、時間を決めておく。週に1回などご褒美の時間を設けて、そこに向かって頑張るのもいいでしょう。

--文理選択はいつ頃までにすべきか

河合塾は2年生の9月。しかし、直前の夏に慌てて決めるのではなく、1年生の余裕がある間に決めたい。コロナ下でオープンキャンパスがオンラインになるなど影響はあるが、外部の相談会などで大学の情報を得て考えてほしい。

文理選択の際に、英語が嫌いだから理系、数学を避けて文系というように、科目の好き嫌いだけで決めてしまう人もいます。例えば、経済学部は文系ですが、数学を多く学びます。また、文理融合の学部も増えています。学ぶ内容に必要な科目は何かを考えて、選択してください。

--夏休みが近づいている

1、2年生はそれぞれの学年で習ったことについて、わからないことを増やさないよう心掛けて。受験の出題範囲の8割は2年生までに履修が完了します。得手不得手はあると思いますが、苦手を翌年に繰り越すと次の学年でとても苦労します。

3年生になればこれまで学んだことのアウトプットと並行して、まだ終わっていない理科や地歴・公民の履修を進めなければならない。そこから苦手分野に取り組んでいては遅いかもしれません。

--3年生は天王山

生徒に言うのは、一度自己分析をしてみてほしいと。何ができて、できないか。自分を振り返ってほしいのです。最後の夏だ、と走り抜けるのではなく、得意科目にも弱点はある。学校の教材を引っ張り出したりして、振り返りをやってほしい。

夏休みを丸々すべてアウトプットに充てるのではなく、前半と後半というようにパターンを分け、後半は模試などを使って、決められた時間でどれだけ解けるかのアウトプットに使うようにしてほしいです。

--今の受験は保護者世代と全然違う

自分の経験則から「教科書や問題集を1冊丸暗記すればできる」などと考える保護者も多いです。問題形式はずいぶん変わっています。問題の文章や問われる内容にも差がある。一度問題を見てもらうのがいいでしょうね。保護者世代のご苦労も否定はしませんが、今戦っているお子様の努力や苦しみもわかってあげてほしいです。

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