(セ・リーグ、阪神―中日、17回戦、17日、甲子園)阪神・佐藤輝明内野手(23)が13日の巨人戦(甲子園)の第1打席(三塁内野安打)以来、16打席ぶりのヒットを放った。
「打ったのはカーブ。満塁のチャンスでしたし、とにかく逆転する気持ちだけで打ちました。打つことができてよかったです」
いきなり1点を追う展開となった一回、中野と島田の1、2番コンビが連続左前打で出塁。近本の投前バントは犠打失策となり無死満塁に。ここで打席に佐藤輝が右翼へ逆転の2点打を放った。
さらに1死一、三塁でのロハスの打席では、佐藤輝が一塁からスタートを切り、木下が二塁へ送球したのを見た三塁走者の近本が本塁へ突入し、ダブルスチールに成功。この回3得点で主導権を奪い返した。