全英オープン第3日(16日、セントアンドルーズ・オールドコース=7313ヤード、パー72)首位と12打差の55位から出た松山英樹(30)=LEXUS=は76と乱れ、通算3オーバーでホールアウト。3バーディー、2ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの内容に、「うまくいかなかったですね」と肩を落とした。
6番(パー4)では、「打ちミス」とティーショットを右のブッシュに打ち込みアンプレヤブルを宣言。打てる位置から3打目を放ち、ピン手前15メートルにつけた。だが、そこから4パットのトリプルボギー。「ラインがよかったらタッチが合わなかったり。タッチがよかったら、ラインが一筋違うを繰り返している」とグリーン上で苦しんだ。
7番(パー4)、9番(パー4)でバーディーを取り返したが、その後も波に乗れず。11番(パー3)、15番(パー5)ではティーショットをバンカーに打ち込みスコアを落とした。17番(パー4)では、2打目で再びバンカーに。「楽なバンカーではない」と警戒する中、ピン奥2メートルにつけてパーセーブ。続く18番(パー4)でもバーディーを決めて上がり「ラッキーな部分もあった」と語りながら第3日を締めくくった。
ティーショット、パットがかみあわない中で迎える最終日。「明日もう1日あるので、いい形で終われるように頑張りたい」と猛チャージを目指す。