国内の新型コロナウイルスの感染急拡大と3連休が重なり、旅行や帰省に際しては十分な感染予防が必要だ。
室内では、感染者の呼気に含まれるウイルスが空気中に漂い、それを別の人が吸い込んで感染が広がる「空気感染」の危険が指摘される。屋内で過ごす時や、車に複数人で乗っている時には窓を開け、空気が滞留しないよう心がけるのが効果的だ。
また、感染が懸念される場面では不織布マスクを隙間なく着用するなど基本的な対策を引き続き徹底することが重要。熱中症予防のため小まめに水分を補給したい。もし体調が悪くなったら、宿泊施設や交通機関の予約を既に取っている場合でも予定を変更するのが望ましい。
専門家は「特に高齢者と会う場合には念のために出発前に検査を受けてほしい」。混雑した飲食店での外食ではなるべくピーク時間帯を避けるなど、留意しながら連休を過ごす必要がある。