新型コロナウイルスの流行「第7波」が本格化する中、岸田文雄政権内にもコロナが広がっている。15日には中谷元・首相補佐官(国際人権問題担当)の感染が確認された。今後も感染が相次げば、政府内の会議などにも影響しそうだ。
内閣官房によると、中谷氏は14日午前に高熱を発症し、医療機関でPCR検査を受けたところ陽性が判明した。濃厚接触者は確認されていない。また、岸信夫防衛相は発熱のため、15日の公務を取りやめた。抗原検査では陰性だったという。
訪米中の牧島かれんデジタル相は、日本帰国前のPCR検査で陽性が判明し、帰国が当初予定の16日からずれ込む。海外出張中の閣僚も含めると15日の閣議欠席者は5人に上った。