奈良県生駒市の生駒山上遊園地に拡張現実(AR)を使った新施設「生駒山上遊園地ARフォトスポット」(産経新聞社協力)が登場し、スマートフォンを手にした家族連れなどに人気を集めている。
専用アプリをダウンロードしたスマートフォンのカメラを特定のポイントに向けると、画面に花火が打ち上がったり、妖精が現れたりするARを楽しむことができる。そのまま写真や動画を撮影でき「映える画像」が撮れる仕組み。
昭和4年の開業当時から人気の遊具「飛行塔」では昭和、平成、令和の時代を象徴するグッズが次々に現れながらタイムスリップしていく。昭和レトロと令和のテクノロジーの融合に同園の木村洋三さんは「遊園地という場所で子供から大人までその技術に触れ、楽しんでほしい」と期待を寄せている。
ARフォトスポットは9月28日まで設置予定。入園、フォトスポット利用とも無料だが、ITADAKIエリアのフォトスポットのみ別途入場料が必要。詳しくは同遊園地(0743・74・2173)=QRコード。