(セ・リーグ、阪神2ー1中日、15回戦、阪神9勝6敗、15日、甲子園)阪神は中日に逆転勝ちして3連勝。先発した青柳は6回を6安打1失点にまとめて、球団では1993年の湯舟敏郎以来となる両リーグ最速で10勝に到達。球宴前の2桁勝利達成は、球団では2003年の井川、ムーア以来となった。
この日の青柳は球の切れ、制球とも本調子ではなかった。一回、岡林の内野安打の間に先制されると二回、三回も得点圏に走者を許したが、最少失点で切り抜けた。打線は0-1の二回、北條が昨年4月以来の本塁打となる1号逆転2ランを放ったが、得点シーンはここだけ。2-1の七回からはアルカンタラ、湯浅とつなぎ、九回は岩崎が無失点に抑えて18セーブ目。9安打を放った中日に対して、阪神はわずか3安打で勝利した。
阪神はこの日、試合が降雨中止となったDeNAに代わって、3位(ゲーム差なし)に浮上した。