首相記者会見詳報

(3)15日にG7広島サミット事務局設置

産経ニュース
政治 会見に臨む岸田文雄首相=14日午後、首相官邸(矢島康弘撮影)
政治 会見に臨む岸田文雄首相=14日午後、首相官邸(矢島康弘撮影)

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【賃上げ・G7広島サミット事務局設置】

今年の春闘では、賃上げは過去20年間で2番目に高い引き上げ率となりました。今年の最低賃金の引き上げを巡る議論も始まっています。物価上昇が続く中で賃上げを持続させていくことが重要です。賃上げの流れがよりしっかりとした、そして、継続的なものとなるよう総合的な取り組みを進めてまいります。

今後とも、私が本部長を務める「物価・賃金・生活総合対策本部」において物価・景気の状況を把握し、5・5兆円の予備費を機動的に活用しながら、状況に応じた、迅速かつ総合的な対応に切れ目なく取り組んでまいります。

以上、喫緊の課題に絞って申し上げました。

もちろん、激変する国際情勢の中での外交・安全保障、日本経済の再生を目指した新しい資本主義の実現に向けた動きの本格化、全世代型社会保障の構築など、他にも待ったなしで取り組んでいかなければならない課題は山積しています。

外交・安全保障については、8月以降も、1日から始まる核拡散防止条約(NPT)再検討会議、チュニジアでの第8回アフリカ開発会議(T1CAD8)をはじめ、外交日程はめじろ押しです。こうした機会を積極的に活用し、私が先頭に立って首脳外交を進め、「新時代リアリズム外交」を推進していきます。

また、新たな国家安全保障戦略等の策定に向けた議論を加速し、5年以内の防衛力の抜本的強化の具体化を行います。

明日(7月15日)、来年(広島市で)開催する先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)の事務局を立ち上げます。G7の議長国としての重責を果たすべく、着実に準備を進めてまいります。

新しい資本主義については、例えば、スタートアップを今後5年で10倍に増やすことを視野に入れた5カ年計画の策定、官民の持続的な投資を引き出し、グリーントランスフォーメーション(GX)を進めていくための今後10年間のロードマップ策定など、具体策の検討を加速します。

日本は内政も外交も幾重にも重なり合う、多くの課題に直面しています。

今回の参院選で国民の皆さんからいただいた力は、政治の安定を実現し、大胆に政策を決断・実行し、これらの課題に立ち向かっていくための力です。この力を最大限に生かし、一つ一つの課題に正面から向き合っていきます。

この難局を乗り越えていくためには、国民の皆さんの「信頼と共感」こそが、何よりも大切と肝に銘じて仕事を進めてまいります。引き続き、国民の皆さんのご協力をお願いいたします。

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