美村里江のミゴコロ

ウール礼賛

産経ニュース

夏場の肌着、皆さまどうなさっていますか。

各衣料品会社から速乾・冷感などをうたったハイテク繊維の商品が次々と発売され、試しに購入してみると、どれもよくできているなと進化ぶりに感心する。

その一方で、私の絶対的相棒は「ウール」である。昔はチクチクして少々苦手だったのだが、良いものは全く刺激がないと知った。その入り口は「冷え取り」であった。

ざっくり説明を試みると、冷え取りは「頭寒足熱」をしましょう、という考えである。特徴的なのはシルク、綿、ウールなど天然素材を使った靴下の重ね履き。10枚以上重ねる猛者もいるが、初心者用の使いやすくかわいいセットも売られている。健康法ブームには盛衰がつきものだが、「冷え取り商品専門店」も複数存在し、定着したスタイルとなりつつあるようだ。

私が始めたきっかけは、「冷えのぼせ」しやすい自分の体質を知ったことによる。頭寒足熱の逆で、頭が熱くなりやすく、足は冷えやすい。もう少し中庸にできないものかと調べ、「冷え取り」に行き着いたのだ。

効能については、素人があれこれ書いてはいけないと思うが、個人的感想として非常に快適である。よく眠れるし、風邪をひきにくくなった気がする。何より足が温まっていると頭が熱くなりにくく、心まで安定するようだ。

脳は人体のハードディスクであり、気温が体温を超えると機能が40%ダウンするという説もある。同業者(特に同性)で冷え取りをやっている人を何人か知っているが、実は演技を実行する面でも恩恵があるような気がするのだ。自身を制御するコントロールルームが安定運行していると、稼働できるリソースが多くなるのかもしれない。

さて、そんなこんなで10年になるが、そこで改めて感激したのが靴下に限らないウールの威力。特に北欧のメーカーが作っている商品は、きめ細かく全くチクチクしない。タンクトップでも5千円前後とかなり高額ではあるが、4年以上使用しても十分現役である。

酷暑でエアコン必須の最近の夏は特に、汗でぬれた肌着の二次被害的な冷えも多く、その点ウールは「すぐ乾く」のが重宝する。乾いて温かい足元やおなかは、夏こそ快適なのだ。

夏のウール肌着、ぜひ一度お試しください。

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