御嶽山噴火訴訟、請求棄却 レベル据え置きの是非争点 長野地裁松本支部

産経ニュース
噴煙を上げ続ける御嶽山=平成26年9月28日午前9時59分、長野・岐阜県境(本社ヘリから、甘利慈撮影)
噴煙を上げ続ける御嶽山=平成26年9月28日午前9時59分、長野・岐阜県境(本社ヘリから、甘利慈撮影)

長野、岐阜両県にまたがる御嶽山で、戦後最悪となる死者58人、行方不明者5人を出した平成26年9月27日の噴火災害に際し、気象庁が噴火警戒レベルの引き上げを怠ったなどとして、遺族らが国と長野県に計3億7600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で長野地裁松本支部(山城司裁判長)は13日、請求を棄却した。

訴状によると、御嶽山では26年9月10日に52回、翌11日に85回の火山性地震を観測。火山性地震が1日50回以上の場合、噴火警戒レベルを1の「平常」(当時)から2の「火口周辺規制」に引き上げる必要があったのに気象庁が怠り、引き上げていれば同27日の噴火で死者は出なかったとしている。

国側は、地震の回数は判断の目安であり、振幅の小ささなど総合的な判断の上で噴火警戒レベルを据え置いたと主張。山体膨張の可能性に関しても、変化量が誤差と同等で気象などに影響されるため、据え置いた判断は合理的だったとして請求棄却を求めている。

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