栃木県足利市の縁起物「麦わら竜」を後世に

産経ニュース
麦わら16本で仕立てられる「麦わら竜」
麦わら16本で仕立てられる「麦わら竜」

栃木県足利市の奇祭とされる「ペタンコ祭り」で販売される縁起物「麦わら竜」を後世に伝えようと、同市田中町に住む古山高さん(75)が一つ一つ手作りで作成している。新型コロナウイルス禍で、同祭りは3年連続中止になっているが、来年に開催されれば30個程度を有料販売できるよう、準備を進めている。

ペタンコ祭りは毎年6月1日、同市の浅間神社に350年以上前から伝わる伝統行事で、赤ちゃんの額に御朱印を押し、無病息災を願う。麦わら竜は昔、竜が洪水や疫病を鎮めた伝説を基に、地元の農家の人たちが麦わらで手作りし、販売していた。

麦わら竜は戦後、周辺の都市化による農家の減少、後継者難などで途絶えていた。約30年前に地元住民の間で復活の機運が高まり、保存会を設立。平成10年に再度、販売されるようになったものの、その後も作り手不足などで中断を余儀なくされ、令和元年の販売を最後に同保存会も解散し、姿を消していた。

古山さんは同神社の元総代で、3年前から「地元の風習を伝えよう」と独自で麦わら竜作りを始めた。市内の農家から麦わらを分けてもらい、地元住民の残した作成方法の冊子を参考に、麦わらの薄皮をむいて下処理し、麦わら16本をハサミで形を整え竜に仕立てる。1個作るのに1時間半程度は費やすという。

古山さんは「来年は新型コロナが落ち着いて祭りが開催され、麦わら竜も復活させたい」と話している。(川岸等)

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