国内で12日、新たに7万6千人超の新型コロナウイルス感染者が確認された。前週の同じ曜日の2倍以上で、感染者が7万人を超えるのは3月3日以来。島根、鳥取、沖縄など12県で過去最多を更新するなど流行「第7波」の様相が顕著になってきた。
都道府県別の感染者は、東京1万1511人、大阪9960人、愛知6082人など。東京で感染者が1万人を超えるのは3月16日以来。
政府新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は11日、最近の感染状況について「新しい波に入ったのは間違いない」と述べ、第7波との認識を示していた。
厚生労働省によると、全国の重症者は前日から8人増えて83人だった。 兵庫や群馬などで過去に公表された感染者が取り下げられた。