参院選

山梨 自民「保守王国」が復活 立民は立て直し課題

産経ニュース
当確の報を受け、新たな決意を示す永井学氏=10日午後10時過ぎ、山梨県昭和町(平尾孝撮影)
当確の報を受け、新たな決意を示す永井学氏=10日午後10時過ぎ、山梨県昭和町(平尾孝撮影)

10日投開票の参院選で、山梨選挙区では、自民党新人で元県議の永井学氏(48)が立憲民主党現職の宮沢由佳氏(59)ら3人を破り初当選した。自民は山梨県内の衆参選挙区4議席を独占し、復活させた「保守王国」を強固にすることを目指す。一方、立民は、旧民主党勢力が四半世紀近く維持してきた議席を失い、態勢立て直しが喫緊の課題となった。

「当選の実感が徐々に湧きつつある。(国会でも)少子化対策、人口減少対策に取り組んでいきたい」

11日朝、甲府市のJR甲府駅前の広場に立ち、通行する人々に当選のあいさつをした永井氏は、報道陣の取材に改めて決意を語った。

事実上の与野党一騎打ちで、激しい接戦になるとみられていたが、最終的には約2万票の差をつけ、永井氏が宮沢氏に勝利した。

ある県議は「選挙期間中に首相が2回、幹事長が3回、加えて党幹部、現役大臣らが続々と山梨入りする異例の応援が大きかった」と話す。これによって、当初懸念されていた永井氏の全県的な知名度不足や自民党県議団内の不協和音もかき消された。

そして投開票の2日前、安倍晋三元首相が奈良市で遊説中に凶弾に倒れ急逝。衝撃が日本中を包む中、翌日に岸田文雄首相が山梨へ応援に入った。関係者は「無党派層からの支持も受け、ムードが変わった」と感じた。

自民県連幹部は「追い風があったと考える必要がある。それだけに、自民を強くし、それが地域の役に立つことを示さなければならない」と話す。

一方、立民は厳しい情勢に追い込まれた。市民団体を仲介した共産党との連携を取り付けたのは公示直前。選挙戦に向けた準備が進まず、遅れを最後まで取り戻せなかった。関係者の一人は「立民県連としての組織力が低下している」と危機感を抱く。来年は1月にも知事選が行われる見通しで、春には統一地方選も予定されている。抜本的な組織の立て直しを迫られている。(平尾孝)

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