(パ・リーグ、ソフトバンク2-7日本ハム、14回戦、7勝7敗、9日、ペイペイD)ソフトバンクは大敗で3連敗となった。先発・東浜巨投手(32)は5回⅔を投げて3失点で3敗目を喫した。試合後、藤本博史監督(58)が代表取材に応じた。主な一問一答は以下の通り。
――一回に柳田の2点打で先制はできた
「そこからやね。なかなかもう1本が出ない。このメンバーしかいないんだから。何とか打破していかないと。苦しいのは仕方ないんだから。どうしようもないことですから」
――東浜は5回⅔を投げて3失点
「あれだけ先頭を出塁させたらね(一回から五回まで先頭打者を出塁)。流れが向こうにいってしまうよね。3者凡退で帰ってきて、野球には流れがあると思うし。流れが絶対的なものではないけど『さあいこう』という気持ちに、ベンチが守りが長くてなれなかったのはありますね」
――3番手の武田が今季初登板で1回1失点
「150キロ台の真っすぐに、あのパワーカーブか。あれでいけるんじゃないかなと思ったけど、清宮に(七回2死から11号ソロ)甘い球をいかれた。日本ハムに対してホームラン18本、本塁打を打たれている。最後の野村(九回1死一塁から2ラン)を合わせて。18本目。ちょっと多すぎるよね」
(続けて)
「投手もそうだし、捕手もそうだし。ホームランを打てる打者に対してどういう配球をするのか、これから(吉鶴)バッテリーコーチにミーティングをしてもらって。きのうもきょうも、決勝点につながるホームランだから。テラスがあるといえども、ホームランを打てる、打てないの差がある選手が多いんだから。清宮はホームランバッターだし。石井はホームランバッターに見えないけど、うちから3本打っているので。そういうところを注意していかないと。ミーティングをやり直してもらいます」
――又吉が球団発表によると「リスフラン関節損傷、内側楔状骨骨折、舟状骨骨折」で競技復帰までは3カ月前後かかると
「3カ月だから、今が7月やからね。今年は厳しいかもわからないよね。それでもやっていかなくちゃいけない。きょうも負けましたけど、まだ一番上にいるわけだから。野手は、あしたからデスパイネとか甲斐は試合(2軍戦)に出るということなので。早く状態を上げて、合流してもらって。投手の後ろが厳しくなってきているので。このメンバーでやるしかないので。1人1人が自覚を持って、やっていかなくちゃいけないと思います」