フジテレビ港浩一社長、安倍元首相の銃撃事件に「断固許すことはできない」

フジテレビの港浩一社長（７０）が８日、東京・台場の本社で行われた定例社長会見に出席した。

この日午前１１時半ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で街頭演説していた自民党の安倍晋三元首相（６７）が拳銃で銃撃された事件に触れ、「決してあってはならないこと。選挙という民主主義の根幹に関わる場面での卑劣な犯行で、言論を暴力で封じようとする暴挙は断固許すことはできない」と厳しい表情。「安倍元総理のご回復を心より願っております」神妙な面持ちで語った。

同局は午前１１時４７分に速報テロップを流し、正午から報道特番を放送。「事件について通常の番組内容を変更して報じている最中ですが、引き続きしっかりと伝えていきたい」と力を込めた。