NHK総合の情報番組「あさイチ」が30日生放送され、番組MC3人による冒頭の“朝ドラ受け”が久々に行われて、朝ドラファンからは喜びの声があがった。
同局の連続テレビ小説に続いて放送される「あさイチ」の冒頭で、3人がその日のドラマの感想などを述べる朝ドラ受け。朝ドラファンの間では、ドラマ本編とセットで楽しんでいる人も多く、3人の短いやり取りがSNSで話題になることも少なくない。番組の構成によってはVTRで始まる日もあり、毎回、朝ドラ受けがあるわけではないが、この週はVTRスタートの日が続いたため、視聴者にとっては久々の朝ドラ受けになった。
SNSには「朝ドラ受け、もうやめちゃったのかな」と寂しがる声があがるなかで、この日は久々に博多華丸・大吉、鈴木奈穂子アナウンサーのMC3人が並んだスタジオの生映像でスタート。朝ドラ受けが復活して、ファンを喜ばせた。
現在放送中の朝ドラ「ちむどんどん」は、沖縄のサトウキビ農家の次女として生まれ、沖縄料理に夢をかけるヒロインとそのきょうだいたちの姿を描く物語。ドラマは現在、第12週「古酒(くーす)交差点」(第56~60話)が放送中で、この日のヤマ場は、主人公の比嘉暢子(黒島結菜)が、友人の新聞記者、青柳和彦(宮沢氷魚)と彼の恋人、大野愛(飯豊まりえ)が抱き合ってキスしそうになっているところに偶然出くわし、驚いてその場に立ちすくみ、和彦と目合うというシーンだった。また、暢子の兄、賢秀(竜星涼)が、一目惚れした訪問販売員、多田直美(安野澄)が彼女が勤める会社の社長、樋口(塙宣之)と婚約していることを知ってショックを受ける場面も朝ドラ受けの話題になった。