伝統河内音頭継承者、河内家菊水丸(59)が26日、大阪市内のホテルで「河内音頭生活45周年・プロ活動40周年記念活動報告会」を行った。
本来なら2年前に迎える予定だった節目の周年。毎年恒例の「盆踊りツアー出陣式パーティー」ではなく「報告会」という形に変え、久々に河内音頭を披露した。
会場には西川きよし(75)、池乃めだか(78)、大平サブロー(66)、オール阪神(65)、元横綱・貴乃花光司氏(49)が訪れ、きよしは「夏は菊水丸さんの河内音頭と3年に1回の参議院選挙ですね」と壇上であいさつ。めだかは「前立腺肥大なので早くおしっこ行きたい」と笑いを誘った。
コロナ禍で自粛していた河内音頭ツアーを6月から3年ぶりに開催。取材では「戦後の河内音頭が普及して以降、盆踊りのない夏はなかった。それも2年連続。今日、なんとか第一歩を踏み出せて大変喜んでいます」と話した。コロナ前の80~90会場から4割ほどしか戻っていないが、久々のツアーに喜んだ。
ステイホーム期間中は河内音頭の資料を読み込み「来年以降、形にしていこうと思います」と新作を発表する予定だ。
さらに2025年大阪・関西万博に向けて、松井一郎大阪市長(58)から非公式ではあるが、盆踊りオファーを受諾したことも明かした。「コロナが収束し、インバウンドが復活し、そこで2年間を取り戻そうと思います」と意気込んだ。