第39回全国都市緑化北海道フェア「ガーデンフェスタ北海道2022」(北海道など主催)が25日、北海道恵庭市の「花の拠点はなふる」をメイン会場に開幕した。7月24日までの1カ月間、道内32カ所の公園や庭園などを舞台に花と緑の祭典として開かれる。
はなふるでは午前9時半からオープニングセレモニーが行われ、関係者約40人が出席するなか、鈴木直道知事らがテープカットで開幕を喜んだ。
主催者あいさつした鈴木知事は「花と緑をテーマとしたイベントとしては国内最大級。週末にはステージイベントなどが予定されているので、ご家族で来場して楽しんでほしい」などと呼び掛けた。
この後、恵庭市民会館で行われた開会式では、開催地・恵庭市の原田裕市長が「新型コロナウイルス感染症でライフスタイルが大きく変化しているが、花や緑を育てたり、めでたりすることで得られる幸福感や、人同士がつながることの楽しさを北海道の地で感じてほしい」と開会宣言した。
メイン会場の「はなふる」は約6・1ヘクタールの広さに約900種類の花々が植えられおり、「幸せの花飾り」コンテストの優秀作品をはじめ、道内外の自治体によるPR花壇や、道内各市町村からのメッセージを添えたコンテナガーデンも展示される。週末にはさまざまなイベントも企画されている。
都市緑化フェアは昭和58年に始まり、毎年会場を変えて全国各地で開催している。北海道開催は昭和61年の札幌会場以来36年ぶり。期間中は30万人の来場を見込んでいる。