米プロバスケットボールNBAのドラフト会議は23日、ニューヨーク市内で開かれ、マジックが全体1位でデューク大1年のフォワード、パオロ・バンケロを指名した。八村塁が所属するウィザーズは1巡目全体10位でウィスコンシン大2年のガード、ジョニー・デービスを選んだ。
身長208センチのバンケロは米女子プロバスケットのWNBA選手だった母を持つ。才能ある若い逸材がそろうマジックから指名を受け「バスケIQが高い長身選手がそろっている。相手チームにとって脅威になる」と自信をのぞかせた。マジックは2009年にNBA決勝でレーカーズに敗れて以降、低迷が続くが「全力を尽くす。勝利の精神を持ち込みたい」とチームの再建に意欲を見せた。(共同)