木原誠二官房副長官は24日の記者会見で、先進7カ国首脳会議(G7サミット)と、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に岸田文雄首相が出席することの意義を強調した。ロシアのウクライナ侵攻や、世界経済への対応を念頭に「G7をはじめとする同志国との連携を確認する上で極めて重要な機会だ」と述べた。
G7サミットは26日にドイツで、NATO首脳会議は29日にスペインでそれぞれ開幕する。木原氏は、ウクライナ情勢をめぐり「国際社会が歴史の岐路に直面している。欧州とインド太平洋の安全保障は切り離せない」と語った。