「まだこの国を改革できるチャンスがある」。昨年の衆院選での日本維新の会の躍進にそんな思いを抱き、党の候補者公募に応募した。
弁護士であると同時に、民間企業の役員などを務めた経験も持つ。
「国民の生活にプラスにならないところに税金が使われている。民間の感覚を政治に取り入れるべきだ」
弁護士になった後にビジネスの世界に飛び込んだ経験を踏まえ、自身の強みを「変化に対し柔軟に考えていける」と分析する。「変えたことで見えたものがある。ビジネスは『正解』がない世界だった」とも。
維新の藤田文武幹事長と同い年の41歳。「政治の新陳代謝や世代交代を訴えていきたい」と力を込めた。(兼松康)