虎のソナタ

あの元虎俳優が止めた88年広島戦10連敗 20歳・嶋尾康史がプロ初先発初勝利

サンスポ
2006年、嶋尾康史(左から2人目)の俳優生活10年目を機に後援会が発足。(右から)矢野監督、和田TA(嶋尾を挟み)能見らが駆けつけた
2006年、嶋尾康史(左から2人目)の俳優生活10年目を機に後援会が発足。(右から)矢野監督、和田TA(嶋尾を挟み)能見らが駆けつけた

(セ・リーグ、広島3―3阪神=延長十二回規定により引き分け、11回戦、23日、広島9勝2分け、マツダ)これは悪夢か。負けはしなかったが、「次、負ければ10連敗」という状況は変わらないまま。プロ野球で、あってはいけないことだと思う。

特に伝統球団・タイガース史に、そんな汚点は存在しない…と思っていたら、最近の新聞報道でご存じかもしれないが、1988年に、ことしと同じ、カープに10連敗していた。指揮官は、あの熱血・村山実-。

時、まさに暗黒時代の入り口だったことは、後に判明する。栄光の85年日本一からわずか3年後。この後、激しく負け続ける時代がズ~ッと繰り返されるとは、誰も夢にも思っていなかった。

歴史の中に埋もれていた忌まわしき10連敗が、令和の矢野阪神によって再びスポットライトを浴びてしまう悲劇。こういう場合、すごく弱~い時代のトラ番記者経験者は疑問がドンドン沸いてくる。いったい誰が、どうやって止めたのか。何となく、ワクワク、ドキドキするのは〝職業病〟⁈

あのシーズン、広島戦初勝利は、なんと、なんと、驚くなかれ、7月5日。そこまで勝てなかったのか…。

勝利投手は「嶋尾康史」。懐かしい名前を発見した。ユニホームを脱ぎ、今は俳優として活躍。マルチな才能を発揮している嶋尾氏が〝あの時〟の連敗ストッパーだった。

懐かしくなって、電話してみた。

「えっ、あの白星が、カープの連敗を止めた試合だったんですか? それは知らなかったです。ただ、勝ったことは覚えてますよ」

鮮明だった。なぜなら、この勝利が嶋尾氏のうれしいうれしい「プロ初先発初勝利」だったのだ。東洋大姫路高から入団して2年目、まだ20歳になったばかりだった。

忘れられない理由は他にもあった。

「実はあの日、先発は大エースの助っ人・キーオだったんです。ところが、練習中に急にどこか痛いと言いだして、突然の先発回避。投手コーチに呼ばれて『きょう先発や! 頼む!』と言われたんですよ」

超ドタバタで巡ってきたプロ初先発。だからなのか、投球内容は、あまり覚えていないという。岡田彰布、真弓明信ら主軸が本塁打を放ち、五回で降板後は、中西清起ら救援陣が総動員で、嶋尾投手に初勝利をもたらしてくれた。その記憶ははっきりと残っていた。

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