楽天のドラフト1位・吉野創士外野手(18)=埼玉・昌平高=、同3位・前田銀治(18)=静岡・三島南高=、2年目の入江大樹内野手(20)、3年目の黒川史陽内野手(21)が23日、本拠地・楽天生命パークで指名練習に参加した。
現在、2軍で鍛錬の日々を送る4選手を石井監督が呼び寄せた。この日、1軍は試合がなく2軍はイースタン・リーグ、ロッテ戦(森林どり泉)を実施。若手4人衆は指揮官が見守る中、約1時間の打撃練習で汗を流した。
吉野は1軍昇格こそまだないが、1年目の今季はファームで30試合に出場。1本塁打をマークするなど着実にステップを踏んでいる。将来が期待される右打者は「楽天生命パークで打撃練習ができるのでそれを楽しもうという風にできた。充実した練習を過ごせたと思います」と声を張った。
3年目で今季、1軍で17試合に出場した黒川は「自分のスイングをファームで確立できて自信を持って1軍に行けるように」と再昇格へ意欲。指揮官とともに熱視線を送った雄平2軍打撃コーチは「(石井監督の前で)選手は緊張して力みまくっていたので、すごくいい経験だった。そういう気持ちはすごく大事」と話した。