東京マラソン財団は23日、東京都内で理事会を開き、来年3月5日に開催予定の「東京マラソン2023」(産経新聞社など共催)の大会要項を承認した。新型コロナウイルスの感染拡大により制限してきた定員は、2019年大会以来4年ぶりとなる3万8千人に戻すこととなった。
参加申し込みは公式サイトから実施する。チャリティーランナーのエントリーは7月11日から24日までで、寄付金のみの募集も行う。都内在住者が対象の都民エントリーは8月15日から26日まで。一般エントリーは8月29日から9月9日までとなる。申し込み多数の場合は抽選になる。
新型コロナの事前検査は実施する方向で検討しており、同財団は「前回大会をベースに感染対策をとる。安心して走ってもらえるようにしたい」とした。