水泳の世界選手権第5日は22日、ブダペストで行われ、アーティスティックスイミング(AS)のソロ・フリールーティン(FR)決勝で31歳の乾友紀子(井村ク)が95・3667点で金メダルを獲得し、テクニカルルーティン(TR)に続いて世界一に輝いた。世界選手権のASで日本勢の2種目制覇は初。
2009年世界選手権から7大会連続出場。19年の前回大会はソロ2種目とも3位だった。3度出場の五輪は、16年リオデジャネイロ大会のデュエットとチームで、いずれも銅メダルを獲得。昨年の東京大会後は、長く日本代表を率いた井村雅代氏と二人三脚でソロを磨いてきた。(共同)