新たな変異株の感染力を予測 富山大などが手法を開発

産経ニュース
新型コロナウイルスのオミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)
新型コロナウイルスのオミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

富山大などの研究グループは23日、新型コロナウイルスの新たな変異株について、遺伝情報から感染力を予測する手法を開発したと発表した。研究成果はオランダの科学誌「マイクロバイアル・リスク・アナリシス」(オンライン版)に16日付で掲載された。同大の高岡裕(ゆたか)教授は「新たな変異株の感染力が流行前に分かることで、対策に必要な判断材料を速やかに提供できる」としている。

新型コロナウイルスは、表面の「スパイクタンパク質」が人の細胞表面の受容体と結合することで感染する。

研究グループは変異株の遺伝情報をもとに、スパイクタンパク質の詳細な立体構造を再現。人の受容体と結合する様子を分子レベルのシミュレーションで解析した結果から、結合のしやすさを数値で評価し、従来株の何倍の感染力があるかを予測できる数式を導き出した。

過去に出現したデルタ株やオミクロン株などのデータをこの数式に当てはめたところ、論文などで報告されている実際の感染力とおおむね一致したという。

高岡氏は「今後、新しい変異株で妥当性を検証するとともに、ほかの感染症にも応用できるようにしていきたい」と話している。

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