2019年9月に終了したTBS系バラエティー番組「クレイジージャーニー」が、10月からレギュラー放送として約3年ぶりに復活することが22日、分かった。月曜午後9時枠で調整が進められている。
同番組は、独自の視点を持って世界の危険地帯などを巡る〝クレイジージャーニー〟たちが、その唯一無二の体験を語る伝聞型紀行バラエティーで、15年にスタート。常人離れしたエピソードや、MCを務めるお笑いコンビ、ダウンタウンの松本人志(58)、バナナマンの設楽統(49)、女優の小池栄子(41)とのトークで人気を博した。
DVDが発売されるなど注目が高まる中、19年8月に放送された人気企画「爬虫類ハンター」で、事前に準備した希少生物をその場で発見したかのように撮影する不適切な演出が発覚。それを受けて放送が終了した。
その後、番組には放送再開を希望する声が寄せられ、昨年5月には2時間特番として復活。放送にあたり、同局は「制作過程の適正化及び再発防止に一定の道筋がついたと判断し、特別番組の形で放送することを決定いたしました」と見解を示していた。
特番の収録を終えた松本は、当時発表したコメントで同局関係者がメロンを持ってあいさつに来たと明かし、「『いろいろとご迷惑おかけしました』と。メロンぐらいでは済まない…と思ったりしながら(笑)。結果良ければ全て良しということでございます」と喜んでいた。