庵野秀明監督の自主制作版「ウルトラマン」特別上演決定にファン涙「オタクの最終到達点」

庵野秀明監督(桐山弘太撮影)
庵野秀明監督(桐山弘太撮影)

映画「シン・ウルトラマン」で企画・脚本を務めた庵野秀明監督が学生時代に自主制作した作品「DAICONFILM版 帰ってきたウルトラマン」と「ウルトラマン(庵野秀明自主制作版)」が7月1日、新宿バルト9で特別上映される。ネットには、粋な計らいに胸を熱くしたファンの声が集まっている。

当時制作をともにした赤井孝美氏、神村靖宏氏を迎えた対談付きの特別イベントだ。開演時間は午後7時。税込み1900円の前売りチケットは、チケットぴあを通じたオンライン販売となる。すでに予約受け付けが始まっており、6月27日いっぱいで締め切った後、抽選結果が28日夕方頃に知らされる。チケットぴあで残席が発生した場合のみ、30日に劇場の公式サイトで販売。オンラインで完売した場合は窓口販売は行われない。

庵野監督といえば、アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズや映画「シン・ゴジラ」を手がけ、来年3月には「シン・仮面ライダー」の公開も予定されているアニメ・特撮界の巨匠。その彼が、無名時代に自らウルトラマン役で主演しメガホンを取った伝説的な作品が上映されるとあって、特撮ファンは騒然となった。SNSには、「懐が深い」「円谷公式のtweetとは思えない…」「まさかコレを円谷公式がアナウンスする日が来るとはな」「80年代には夢にも思わなんだ」などと驚く声が殺到。

同時に、「2次創作を公式が宣伝する世界線」「学生時代版権無視で撮ったパロディ映画を、その版権元が容認どころか本物の映画館使って配給するんだぜ?オタクの最終到達点だよこんなの。レジェンドだよ」「同人系も極めれば天に至るということなのか」と感動を呼んでいる。

一夜限りの上映のため、「抽選倍率はどれくらいになるのだろう」とチケット争奪戦を心配する声も散見され、「一夜と言わずに十夜くらいやってくれ…!」「関西でも開催してください」「仙台でも 是非!」「アマプラあたりで配信してもらえないだろうか…」といったリクエストも少なくなかった。

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