米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は21日、アナハイムでのロイヤルズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。1-6とリードされた六回無死一、二塁の第3打席で、11日のメッツ戦以来の8試合ぶりとなる中越えの14号3ランを放った。
ともに四球で出たウォード、トラウトを塁上に置いての一発。相手先発、25歳右腕ヒーズリーの投じた2ボール、2ストライクからの6球目、ど真ん中92マイル(約147キロ)のフォーシームを完璧にとらえた。打球の初速は約180キロ、飛距離は約128メートルだった。ベンチに戻って久しぶりのカウボーイ・ハットをかぶらされ、大谷にも笑みがあふれた。
この日は、一回2死走者なしの第1打席で、バットの先端に当たった打球が中前に落ちての安打。0-5と大きくリードされた四回先頭の第2打席は一塁ゴロだった。