愛知県東浦町で4月、同県稲沢市の介護助手、門田典子さんの遺体が見つかった事件で、愛知県警は22日、殺人の疑いで、いずれも住所不定、無職の天池由佳理(37)、山下克己(54)の両容疑者=死体遺棄罪などで起訴=を再逮捕した。県警は捜査に支障があるとして、門田さんの死因や遺体の状況、2人の認否を明らかにしていない。
再逮捕容疑は共謀して3月中旬ごろ、愛知県内で門田さんを殺害したとしている。門田さんは死亡時、39歳か40歳だった。県警によると、天池容疑者と門田さんは知人同士で、何らかのトラブルがあったとみられる。
県警は、門田さんと別の女性を監禁したなどとして、4月3日に2人を逮捕。天池容疑者が「東浦町内の畑に死体を埋めた」と供述し、同4日に遺体が見つかったため、県警は5月31日に死体遺棄容疑で2人を再逮捕した。名古屋地検が今月21日、死体遺棄罪で2人を追起訴していた。