カルビーは22日、「ポテトチップス」や「じゃがりこ」などの価格改定および内容量を変更すると発表した。ツイッターでは「カルビー」「ポテトチップス値上げ」といったワードがトレンドに入るほど衝撃が広がった。
同社は「2022年1月よりばれいしょ原料の商品をはじめとした価格改定及び内容量変更を実施しております」と前置きし、「継続するエネルギーや原材料価格の高騰に対し、品質を維持しながらコストアップを吸収すべく取り組んでおりますが、自助努力のみでは吸収が極めて困難な状況に至っております」と説明。そのうえで9月1日納品分から一部商品を値上げ、もしくは内容量を変更すると報告した。また、「商品の付加価値向上に取り組んでおり、今秋からは認証パーム油使用のマーク表示を開始する予定」だという。
対象は「ポテトチップス」「じゃがりこ」「かっぱえびせん」といった同社の看板商品であるスナック菓子、シリアル食品85品やおみやげ商品37品。ほか、2品の内容量を変更し、新発売商品は新規商品価格で販売する。値上げ率は5~20%。