西武・辻発彦監督(63)は20日、ロッテ・佐々木朗と対戦する22日に向けて「進化している。(昨年の)一番はじめの対戦では足を絡めてプレッシャーをかけたけど、クイックも早くなっている」と警戒した。
チームは佐々木朗のプロデビュー戦となった昨年5月16日に5盗塁を決めるなど機動力を生かし、五回までに4得点(試合は引き分け)。2度目の対戦となった今年4月3日は8回1失点に封じられて敗れた。
今季は5月にソフトバンク・東浜、今月18日にオリックス・山本と2度の無安打無得点を喫した。4月に完全試合を達成した佐々木朗と今季2度目の対戦に向けて、指揮官は「プレッシャーをかけることによって球数が増えて、早めに降りてくれれば」と対策を講じる。(石井孝尚)