男子ゴルフのメジャー第3戦、全米オープン選手権は19日、マサチューセッツ州ブルックラインのザ・カントリークラブ(パー70)で最終ラウンドが行われ、17位から出た松山英樹は5バーディー、ボギーなしで今大会を通じて1ラウンドの最少スコアとなる65をマークし、通算3アンダーの277で4位に入った。トップとは3打差だった。パー3の6番でピンそば50センチにつけてこの日初バーディーを奪うと、12、13番と10メートル前後のパットをねじ込んで上位に進出した。
首位に並んでスタートしたマシュー・フィッツパトリック(英国)が5バーディー、3ボギーの68で回り、通算6アンダーで米ツアー初優勝をメジャー大会で果たした。賞金315万ドル(約4億2500万円)を獲得。
ウィル・ザラトリスとスコッティ・シェフラー(ともに米国)が1打差の2位だった。
■松山英樹の話「3日目に取れていなかったので、バーディーを取ることができてうれしかった。パットが入ってくれたのが良かった。ショットも完璧かと言われるとそうでもなかったけど、その中でもこうやってスコアを出せたことはすごく自信になる」(共同)