石川県能登地方で最大震度5強を観測した地震について、気象庁は20日の記者会見で「令和2年12月から活発化している一連の地震活動の一部とみている。揺れの強かった地域では今後1週間ほど、震度6弱程度の地震に注意を」と呼びかけた。
気象庁は2日続けての強い揺れで地盤が緩み、家屋の倒壊や土砂災害の危険性が高まっているとして注意を呼びかけた。また、能登地方では23日から雨が予想され、避難場所の確認など早めの備えを求めた。
磯崎仁彦官房副長官は20日の記者会見で、「(石川県の)志賀原発をはじめ、原子力施設については現在のところ異常はないとの報告を受けている」と述べた。