「R-1ぐらんぷり 2020」の王者で、「M-1グランプリ 2020」で優勝したお笑いコンビ、マヂカルラブリーの野田クリスタルがプロデュースした家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の新作ゲーム「スーパー野田ゲーWORLD」が7月28日に吉本興業から発売される。
販売本数約10万本を記録した「スーパー野田ゲーPARTY」の続編で、ゲームクリエイター、後藤裕之さんと共同で制作を進めている。今回もクラウドファンディング(CF)を実施し、前回の3倍近い約4245万円の資金が集まった。CFでは、「あなたの顔の一部がプレイヤーアバターのパーツになる権」「あなたの撮影した絶景写真が登場する権」などのプランがあり、5254人もの出資者から寄せられた素材を活用してゲームを開発しているという。
野田は、ゲームの発売を前にコメントを寄せ、「今回は前作の3倍近くの予算で作ったゲームですが、内容のボリュームとクオリティーとこだわりは10倍くらいになっています」と自信をみせている。
ゲームは発売当初13本、後日アップデートで計20本のゲームを収録予定。今作からオンライン対戦機能も追加された。お笑いコンビ、千鳥のノブが主人公として活躍するアクションゲーム「信 ~NOBU~」、高橋名人とコラボレーションした、ひたすら連射の速さを競う「The 連写」、動物しか登場しない学園恋愛シミュレーションゲーム「動級生」、かつて野田がアルバイトしていた郵便物の仕分けをゲーム化した「仕分け SHIWAKE」など、独特な世界観を持つバラエティー豊かな作品が収録される。価格は税込み1600円を予定している。
ゲーム内容の発表を受け、ツイッターユーザーからも反響が相次ぎ、「新作やパワーアップした野田ゲーにわくわくが止まりません!とにかく早くプレイしたいです!!」「このボリューム凄すぎる どのゲームもやってみたい!!」「説明文読んだだけで、もう面白そうです。盛りだくさんすぎる!楽しみで待ちきれないです」などと、期待する声が相次いだ。
また、1600円という価格についても「安すぎる」と注目を集めており、野田は自身のツイッターで、「クラウドファンディングで開発資金を集めたので、還元の意味も込めてこの安さになってます!本当にありがとうな!!楽しんでって!」と呼びかけていた。