写真紀行・瀬戸内家族

コロナ後に島旅の再開夢見て

産経ニュース

新型コロナの流行もようやく落ち着きをみせはじめ、移動に関する行動制限もこのところだいぶ緩和されてきた。考えてみるとぼくも長いこと船で離島に渡っていない。

最近の旅といえば讃岐や南予の四国の沿岸部を車で巡ったり、本州と橋で結ばれた周防大島などを訪ねることが多かった。

離島はどうしても医療体制が脆弱(ぜいじゃく)だったり高齢化が進んでいたりする。船旅を封印してきたのは、万が一にもウイルスをそこに持ち込みたくなかったからだ。

状況を見ながらそろそろ島巡りを再開してもよいのではないか。そう思いながらふと不安を覚えたのが、今週の写真に写る大型カメラについてだった。

これを使い出したのはコロナ禍が始まった頃になる。つまり、旅の移動手段が船や自転車から車に入れ替わった時期になる。おかげで運搬の苦労は少なかったが、今後はどうだろう。総重量十キロを超す機材を担いで、以前のような気ままな島旅が果たして再開できるだろうか。

ゆったりとした時間が流れる島旅には徒歩や自転車がよく似合う。大型カメラの運び方をなんとか工夫して、アフターコロナに相応(ふさわ)しい軽やかな足取りでまた島々へ向かいたいものだ。

小池英文(こいけ・ひでふみ)写真家。東京生まれ。米国高校卒後、インドや瀬戸内等の作品を発表。広島・因島を中心に撮影した写真集「瀬戸内家族」(冬青社)を出版。ウェブサイト「http://www.koike.asia/」

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