佐渡島の星、巨人育成D6位・菊地が一回緊急登板…「父の日」に届けた〝晴れ姿〟

サンスポ
1回、好投する巨人・菊地大稀=バンテリンドームナゴヤ(撮影・斎藤浩一)
1回、好投する巨人・菊地大稀=バンテリンドームナゴヤ(撮影・斎藤浩一)

(セ・リーグ、中日4x-3巨人、11回戦、巨人6勝5敗、18日、バンテリンD)19日は「父の日」。巨人の育成ドラフト6位・菊地大稀投手(23)=桐蔭横浜大=は、父・正博さん(54)に支えられ、新潟県の佐渡島出身選手として初のプロ入りを果たした。4月末に支配下登録された救援右腕は、故郷の離島から見守ってくれている父への感謝を胸に奮闘中。18日の中日11回戦(バンテリンドーム)では一回途中に緊急登板し、1回⅔を1失点で3三振を奪った。(取材構成・鈴木智紘)

少年野球で投手としてプレーした巨人・菊地(正博さん提供)
少年野球で投手としてプレーした巨人・菊地(正博さん提供)

記憶の糸をたどると、自然豊かな佐渡島で父とキャッチボールに興じた原風景が蘇る。元高校球児で54歳になった今も草野球を楽しむ正博さんに影響を受け、菊地の野球人生は幕を開けた。

「野球って楽しいなと思わせてくれたのが、父なんです」

両親の支えがなければ今はないだろう。佐渡高時代は午前3時半に起床し、始発のフェリー船で海を渡って練習試合を繰り返した。母・美佐子さん(54)が、実家から車で約20分の距離にある港まで送り届けてくれた。

高校野球時代の巨人・菊地大稀

試合は泊まりがけで、1度の遠征費は約1万円に上ったが、建設業界でトラックの運転手として働く正博さん、美容院を営む美佐子さんが骨身を惜しまずサポートしてくれた。菊地は「親にすごく負担をかけてしまった」と感謝を口にする。

少年野球と両立し、10年間ほど柔道にも打ち込んだ。小学校高学年の頃は50キロ級で試合に臨み、体重管理に心を砕いた。食事を節制した影響もあって細身となり、高校入学時は身長180センチを超えながら体重約70キロにとどまった。

菊地(中央)と父・正博さん(左)、母・美佐子さん(正博さん提供)

現在は身長186センチ、体重89キロ。最速154キロの直球を生む、その体の基盤は新潟産のコシヒカリで出来上がった。正博さんが家の敷地にある田んぼで育てた米だ。高校2年のオフシーズンには、一日で9合炊かれた白米の大半を平らげた。

正博さんは「頑張っている息子に『頑張って』とは言いたくないので、『楽しく野球をやって』と伝えたい」と背中を押した。「親を(東京ドームに)招待したい」と菊地。キャッチボールがつないだ親子の心は、今でも深くつながっている。

■菊地 大稀(きくち・たいき) 1999(平成11)年6月2日生まれ、23歳。新潟・佐渡市出身。真野中3年時に佐渡市選抜として離島甲子園に出場。佐渡高では甲子園出場なし。桐蔭横浜大を経て2022年育成ドラフト6位で巨人入団。4月末に支配下登録され、今季は13試合で0勝1敗、防御率3.07(18日現在)。186センチ、89キロ。右投げ左打ち。独身。開幕時の年俸は400万円。背番号96。

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